Red Wonderland

我儘で傲慢な女

【SWSH】シーズン5使用構築 プロトカビキッス【最終2201-3位.5位】

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使用TN:AlkaliumZ Starforcef:id:shar965:20200401130829p:plain
※最終日3日前までは「ゆい」、「ガイアール」を使用
成績:最終2201-3位 最終2187-5位

 

    シーズン4上位記事を漁っていると8世代でポリゴン2を使う裏技といった記事を見つけた。7世代で2番目に信用していたポケモンポリゴン2だったためここから組み始めた。

 

 

f:id:shar965:20200327101939p:plainドラパルト@きあいのタスキ
性格:陽気 ※無邪気ミントの使用を忘れてました
特性:すり抜け
実数値:163-141(4)-95-152(252)-85-213(252)
技構成:不意打ち シャドーボール 流星群 鬼火

A-「不意打ち」の火力を少しでも上げるため
C-対面や交代際に負荷をかけるため振り切り
S-「ドラパルトミラー」や「化石ポケモン」意識で最速

 初手の襷ギルガルドルカリオ対策&格闘ノーマルの一貫をきる役割。裏から襷もちが出てくる場合は「ステルスロック」で潰せてたり、ダイジェットで素早さ上昇できてるため問題ない。仮に選出しなくても選出画面でドラパルト(ゴーストタイプ)が見えてると、相手視点格闘技を打ちにくくなるといった一方的に択を押し付けることができるため構築に必須枠。「特殊+不意打ち」が読まれることはなくeasy winに貢献した。特性「すり抜け」で鬼火身代わりドラパルトに強いのもGood.シーズン終了後陽気で採用していたことに気づく。

 

f:id:shar965:20180905064853p:plainカビゴン@食べ残し
性格:腕白
特性:厚い脂肪
実数値:257(172)-130-128(252)-x-141(84)-50
技構成:まもる あくび 雷パンチ ヒートスタンプ

H-「16n+1」食べ残し効率最大
B-物理との打ち合いを考え特化

D-HBに振った後特殊(トゲキッス等)との打ち合いを考え余り

 クッションや詰めにも使えてゴーストの一貫も切ることができる最強ノーマルタイプ。シーズン中盤までは「鬼火みがわりドラパルト」を意識した「れいとうビーム」を採用していたが、環境から死滅したため「ヒートスタンプ」に変更。これによりナットレイを始めとした鋼タイプ絡みにも選出しやすくなり後述するドリュウズの一貫が作りやすくなった。数的有利をとった後の「TOD」性能も非常に高く「鈍いカビゴン」に対してはトゲキッス、「残飯カビゴン」に対しては「守る+あくびのTOD」もしくは「鬼火ドラパルト」といった両縛りができるため非常に戦いやすかった。

 

f:id:shar965:20200301210120p:plainトゲキッス@アッキのみ
性格:図太い
特性:天の恵み
実数値:191(244)-x-147(148)-141(4)-136(4)-114(108)
技構成:エアスラッシュ 火炎放射 悪巧み 朝の陽射し

HB-「アッキのみ」発動後A187(252)ドリュウズアイアンヘッド2耐え
CD-HBSを振った余り ※「悪巧み」後恩恵を受けれる
S-準速60族+2

 ポリゴン2がガラルにやってきた。元記事では「悪巧み」の枠が「電磁波」だったが、カビゴンの「あくび」で眠らせたあと暇になることが多かったり負荷をかけられないことが気になったため「悪巧み」を搭載した。「積み+詰ませ+エース」全ての運用ができるためサイクルを回しつつ、複数の勝ち筋が作れるようになる。耐久に大きく割くことで大抵の物理アタッカーを起点にすることができ、アッキのみが発動した後はダイマックスラムカビゴンを初めとしたダイマックスポケモンを受けることもできる。「朝の陽射し」の天候によって回復量が変わるといった効果は使いにくかったが、回復できるトゲキッスがとにかく強かった。アーマーガア等と違い、爆発的に火力をあげながら回復もできるためTODもされない。恐らくトゲキッス界最強の型。

 

f:id:shar965:20200101213209p:plainドリュウズ@拘りスカーフ
性格:陽気
特性:型破り
実数値:185-187(252)-81(4)-x-85-154(252)
技構成:地震 アイアンヘッド 瓦割 ステルスロック

A-火力を出すために振り切り
B-AS振った後の余り
S-「スカーフドリュウズミラー」や「岩石封じ」後を意識し最速

 ロトム、パッチラゴン、ミミッキュを始めとしたポケモンを上から処理する&電気の一貫をきる役割。「拘りスカーフ」を持つことで相手の「拘りスカーフ」や「ダイジェット(S上昇)」に対応することができる。技構成はタイプ一致の2つ(地震+アイアンヘッド)は確定とし、「ダイナックル」で攻撃力を上げ「+1AS型破りドリュウズ」を爆誕させる「瓦割」、ピクシー等の有利対面を作った際に裏への負荷を"確実に"かけるための「ステルスロック」で完結。ダイマックスを使う展開は多くはなかったが、確実に役割を果たしてくれていたため勝利に貢献した。

 

f:id:shar965:20200301210132p:plainギャラドス@命の珠
性格:陽気
特性:自信過剰
実数値:171(4)-177(252)-99-x-120-146(252)
技構成:滝登り 飛び跳ねる パワーウィップ 竜の舞

H-ボーマンダと同じ171になるため余り(4振り)
A-対面や交代際に負荷をかけるため振り切り
S-「最速トゲキッス」や「最速ギャラドス」を意識し最速

 カビゴントゲキッスでサイクルを回しにくいカバルドン絡みに強く出るため「命の珠」での採用。主に初手で投げることが多く、相手の展開を阻害しつつエースとしての性能も高い。特性はサイクルを回せ信用している「威嚇」と悩んだが、誤魔化しサイクルをするより強力な一撃を押し付けたほうが役割として適正だと思ったため「自信過剰」。「竜の舞」と「地震」は選択であるがカビゴンの「あくび」で眠らせた後起点にする、「ダイウォール」でのターン管理などのほうが強いと思ったため「竜の舞」になった。相手にして止め方わからないポケモンランキング1位。

 

f:id:shar965:20200327133611p:plainパッチラゴン@拘りハチマキ
性格:陽気

特性:はりきり
実数値:165-152(252)-111(4)-x-90-139(252)
技構成:電撃嘴 逆鱗 燕返し けたぐり

A-対面や交代際に負荷をかけるため振り切り
B-物理の被ダメを抑えるため余り
S-「最速アーマーガア」や素早さに振ってないポケモン意識で最速

 対戦を重ねてくうえで何度かあたり、勝率が高くなかった「HDピクシー(水ロトム)+アーマーガア」意識して強力な一撃で試合を決めれるハチマキパッチラゴンを採用。ハチマキにすることで主にパッチラゴンを対策している「ドラパルト」の後出しを許さず、耐久無振りであれば倒せるくらいの火力はある。元々は鉢巻ドサイドンを採用していたが、水ロトムを構築単位で誘ってしまう、並びが綺麗じゃないという理由でパッチラゴンになった。意識していた相手に対しては「あくび」からの対面操作で裏に負荷をかける、選出画面で強力な崩し(パッチラゴン)を見せることで「受け選出(ピクシー+アーマーガア)」ではなく「攻め選出(ドラパルト+ミミッキュ)」を誘導しながらカビゴンキッスで詰ませるといったこともできた。選出回数は少ないが最終日全て当ててくれた相棒(?)シーズン1~5で3回はりきり運ゲしてるドアホ。

 

【構築の要点】

・柔軟な試合展開f:id:shar965:20180905064853p:plainf:id:shar965:20200301210120p:plainf:id:shar965:20200101213209p:plain

 この3体は「対面・サイクル・積み・詰ませ」の全てができるため臨機応変な対応ができる。「ステルスロック」+「あくび」、「あくび」+「悪だくみ」or「瓦割(ダイナックル)」を始めとしたサイクルの中で勝ちへの手順を決めていくことができるため勝ち筋を複数作ることができる。釣り交換や交代読みをしなくても基本的にその場での最善択(安定択)を通していくだけで勝てるため選出時の安定感が段違い。「電気、地面、ドラゴン、ゴースト」の一貫が切れてるのが何より強い。

 

ダイマックスを枯らした後にダイマックスを通すf:id:shar965:20180905064853p:plain+f:id:shar965:20200301210120p:plainf:id:shar965:20200301210132p:plain

 ダイマックスは大きく分けて「先行(逃げ切り)ダイマックス」と「ダイマックスを枯らした後に自分のダイマックスを通す」の2つに分かれている。今回は後者の方を試合の中で1番意識していた。「先行ダイマックス」は相手のダイマックスを裏のポケモンで勝てるようにしないといけないため「ミミッキュ」の採用がほぼ確実になる。自分のプレイング上「ミミッキュ」が構築に入ることが少ないため先行の選択肢はなし、「まもる+あくび」と「あくび+ステルスロック」を絡めながら攻撃していくと相手が必然的にダイマックス」を使ってくれるため「まもる」や数的優位により枯らしつつ自分のダイマックスを通すことができた。もちろん相手次第+裏でケアできると判断した場合は初手ダイマックスをきることもあった。

 

・上位帯でのメタ貼りf:id:shar965:20200327133611p:plain

 上位帯では一部の並びや個体が毎シーズン流行っている。対戦を重ねていると何回か同じ並びや型が増えているのはわかるため、そこに勝てるようにしなければならない。「ドラパカビキッスドリュギャラ」の5体で一部の構築を除いたら有利な勝負はできると感じたため”一部の構築のためだけに”メタを貼ることにした。補完は大きく分けて「元々勝てない構築を少しでも勝てるようにする」と「勝率が半々な構築に対して勝率をあげる」の2つに分かれるが自分は前者の組み方をするため今回はこのようなメタ貼りをした。

 

 

QRレンタルチーム 

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 「アッキ巧み陽射しトゲキッス」があまりにも強力すぎて”ケアする範囲が格段に多くなる”と感じたため公開を遅らせましたが、実際にシーズン5中にパクられ記事にもされていたので意味があったのかはわかりません。2シーズン通して感じたことが、追加ポケモンが来るまで「ドラパルト(霊)+カビゴン(無)+トゲキッス(妖)+ドリュウズ(地)」から組み始めれば上位帯で戦うことができるということ。シーズン3.4は独特な並びで「環境にメタを貼る」といったコンセプトで戦っていたが、あえて環境トップの並びに似せることで「型が読まれにくい」というメリットを得ることができた。7世代の「カバマンダガルド」でも並びを似せ、型読みから外れながらも汎用性を落とさず、原案よりパワーを出しながらミラーも勝つといったことで結果を出せていたため固定パを使うならこれが正解だと思う。中盤から最終日まで1桁をキープし、負けが続いても3桁にいくことは1度もなかったため構築がとにかく強かった。